ツインバードの全自動コーヒーメーカーを買ったら生活の質が爆上がりしたのでみんなに教えたい
2022/05/27
名機ともいわれるコーヒーメーカーが我が家にやってきたワケ
元々特別なコーヒー好き、というほどではないのですが、美味しいコーヒーが飲みたくて究極のコーヒーメーカーを我が家に迎え入れました。
リモートワーク中心の生活になったことで「コーヒーを淹れて一息つく」という時間は、ちょっとしたリフレッシュにもなって楽しみの1つでもありますよね。
今まで私は、時間がない中でもサッと淹れることができるドリップバッグのコーヒーを飲んでいました。
でもせっかくなら、もっと美味しいコーヒーが飲みたいと、ふと思い立ったのです。
好きな豆を買って挽きたて、落としたてのコーヒーを家で飲むことにも憧れがあったのですが、豆を手で挽く時間も美味しくハンドドリップする技術もないので、全自動のコーヒーメーカーを買うことに。
でもいざ調べてみたら色々な種類があるじゃないですか…!
色々な全自動コーヒーメーカーを調べて、比較検討した上に行きついた答えが今回ご紹介する名機ともいわれるツインバードの全自動コーヒーメーカーです。
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ツインバードの全自動コーヒーメーカーとは
コーヒー豆とお水を入れると、豆を自動で挽いてコーヒーの抽出も行ってくれる全自動のコーヒーメーカーです。
このコーヒーメーカーは、プロのハンドドリップを忠実に再現しているのが一番の特徴で、“自分だけの究極の一杯”に出会うというコンセプトがあります。
他のコーヒーメーカーにはないこの特徴が、今回購入した決め手となりました。
このマシンの監修を行なったのは、東京珈琲四天王の1つである老舗「カフェ・バッハ」の店主であり、コーヒー界のレジェンド的存在である田口 護氏。
マシンを作り上げるにあたって、田口氏に実際に飲んでもらい、評価と改善を繰り返して何度も調整を重ねて完成したのだそう。
従来のコーヒーメーカーにはない、並々ならぬこだわりの詰まったマシンというわけですね。
恥ずかしながら、このマシンに出会うまでカフェ・バッハを知らなかったのですが、田口氏のコーヒーに対するひたむきさを知れば知るほど期待が高まります。
ツインバードの全自動コーヒーメーカーでできること
お任せも、自分流も
全自動ですが、お好みに合わせて色々な使い方ができるのも特徴の1つです。
- 豆を挽くのも抽出もすべてお任せの全自動モード
- 豆を挽くのはマシンに任せて抽出はハンドドリップで
- 挽いてある粉を使って抽出はマシンで
- 90℃で濃厚に抽出してアイスコーヒーに
3段階の粒度調節が可能
- 細挽き
- 中挽き
- 粗挽き
豆の種類によって変えてみたり、同じ豆でも挽き方による味の違いを楽しむのもよさそうです。
臼式フラットミルはツインバード社の地元燕三条のステンレス刃を使用。
低速で挽くことで摩擦熱をおさえ、コーヒー豆の香りを逃がさないこだわり設計。(特許出願済)
抽出温度
抽出時の温度をダイヤルで選択ができます。
- 83℃(すべての焙煎に向く適温)
- 90℃(しっかりとした苦味を立てたいとき)
実は抽出温度というのはコーヒーの味を決める一番大切なものなのだそう。
83℃という細やかな温度設定にもこだわりを感じますよね。
これを自分で毎回やるのは大変ですが、コーヒーメーカーがいつも同じ温度で美味しく淹れてくれます。
深煎りは低めに設定し、浅煎りは高めで抽出、など自分好みのアレンジも自在です。
ツインバードの全自動コーヒーメーカーを見てみよう
ネットで注文していたコーヒーメーカーが届きました。
家電を開封するときはいつもワクワクドキドキしますが、今回はお値段もそれなりにしたのでいつも以上にワクワクしています。
いざ、開封 \ パカッ /
\ ジャジャーーン /
めちゃめちゃカッコイイコーヒーメーカーですね。
私は見た目ではなく機能面で選んだのですが、届いてみるとwebサイトで見ていた時よりも上質な印象を受けました。
本体がマット調のブラックで、いかにもプラスチックな感じがしないからかもしれません。
横から見てみましょう。
すごくシュっとしていてデザインが洗練されています。
2019年度のグッドデザイン賞を受賞しているのも納得です。
ご覧いただいているように、正面から見た時の横幅はスリムですが、奥行きはあるので置き場所は多少選ぶかもしれません。
私はキッチンカウンターに置くことにしました。
付属品は取扱説明書、ガイドブック、コーヒーフィルター(5枚)、豆用計量カップ、お手入れブラシです。
ガイドブックを眺めてみると、このコーヒーマシンに対するツインバード社のこだわりがとても伝わってきました。
実際にコーヒーを淹れながら使い方を見てみよう
豆を挽くのも抽出もすべてお任せの全自動でコーヒーを淹れてみたいと思います。
水タンクに水を入れます
セットされているガラスサーバーには1~3カップまでのメモリがついているので、でカップ数に応じた水を計量します。
1カップあたりの水の量は150mLなので、マグカップで飲む場合は2人分で3カップが丁度いいです。
今回は夫婦2人がマグカップで飲みたいので3カップ分の水を入れます。
タンクのふたをはずして
ガラスサーバーで計量した水をタンクに入れます。
入れた水は全て抽出されますので、必要な分をその都度タンクに入れます。
ガラスサーバーにドリッパーをセットします
ガラスサーバーにふたをセットして
その上にフィルターをセットしたドリッパーを乗せます。
ペーパーフィルターは市販の「1×2」、「102」、または「2~4カップ用」を使ってください。
本体にセットします。
必ず専用のドリッパーとサーバーを使ってください。
本体にミルをセットします
購入時はセットしてある状態になっているはずです。
お手入れなどで外した場合はセットしてから使ってください。
コーヒー豆をはかります
今回選んだ豆はジュピターコーヒーで購入したジュピターブレンド。
200gで680円のコーヒー豆です。
今回は3カップ分のコーヒーを淹れたいので、コーヒー豆は34gはかります。
実際にキッチンスケールで重さを量ってみましたが、付属の計量カップの「中」(中深煎り)の3CUPのメモリぴったりでしたので、次回からはスケールで量らなくてもよさそうです。
同じカップで浅煎りと深煎りが1~3杯まではかれるので便利です。
コーヒー豆をミルに入れます
ミルふたを開けてコーヒー豆を入れます。
コーヒー豆を入れたらミルふたをしめます。
入れたコーヒー豆は全て挽かれますので、その時飲む分を都度入れましょう。
挽き目を選択します
細挽き、中挽き、粗挽き、の3種類からお好みの粒度が選べます。
今回は中挽きを選びました。
電源を入れます
電源プラグをコンセントに差し込んで本体横にある電源スイッチをONにすると、前面の電源LEDが点灯します。
抽出の設定をします
メニューダイヤルを豆のマークに合わせると豆から挽くモードになります。
(粒々マークは粉から淹れたい時、ギザギザマークは豆を挽くだけの時に使えるので、自分でハンドドリップを楽しみたいときに。)
今回は豆から挽くので豆マークに合わせました。
次に、抽出温度ダイヤルでお好みの温度を選択します。
- 83℃(すべての焙煎に向く適温)
- 90℃(しっかりとした苦味を立てたいとき)
今回は83℃で抽出しようと思います。
温度を設定したら、蒸らし湯量ダイヤルでカップ数を選択します。
これは出来上がりのカップ数を決めるものではなく、カップ数に応じた蒸らし湯量を決めるものです。
先述したように入れた水は全て抽出されるので、あらかじめカップ数に応じた水をタンクに入れてください。
このダイヤルがあることで、1カップ分だけ抽出するときも3カップ分の時も、同じ味わいを出すことができるのだとか。
スタートボタンを押します
最後にスタートボタンを押します。
文字で書くと工程が多いように見えるかもしれませんが、実際は水と豆を入れて設定したらスタートを押すだけなので、とっても簡単です。
コーヒーを淹れているときのマシンの様子
スタートボタンを押すと、ミルを挽きながらお湯を温め始めます。
ミルを挽いているときの音ですが、事前に調べてまぁまぁ音がするというのは知っていました。
実際に聞いてみると想像していたよりも音が大きいなと感じました。
マシンのすぐそばで会話しようとすると聞き取りにくいくらいのボリュームはあります。
でも機械で豆を挽いているのですからこんなものでしょう。
機械で豆を挽くと粉が周りに飛んだりしないのかな?と思っていたのですが、そんなことは全くありませんでした。
抽出時はお湯が6か所から中心に向かってシャワーのように出てきます。
これが、ハンドドリップに近い味わいを生み出すこだわりポイントの1つなのだそう。(特許出願済)
2cmほどのすき間からこういった様子が見られるのも楽しいです。
部屋にコーヒーのいい香りがしてきます。
名機と呼ばれるコーヒーマシン、そのお味は?
抽出が完了しました。
こちらが、豆から自動で挽いて自動で抽出したコーヒーです。
ではまずは香りを確かめたいと思います。
コーヒーの香ばしい香りの中に甘い香りを感じます。
今まで飲んでいたドリップバッグのコーヒーとは全く違う香りです。
早速ひとくち。
「………。」
思わず言葉を失いました。
一言で表すと、とってもまろやか。
角がなくて、とろみを感じるくらいにまろやかです。
その中にコーヒーの苦味と適度な酸味を感じます。
全体はまろやかさに包まれていて、本当においしいです。
まるでコーヒー豆の美味しいところだけを余すことなく抽出したような…
こういうコーヒー、どこかで飲んだことあるなぁと記憶をたぐり寄せたところ、思い出しました!
これはいい喫茶店で出てくる、熟練のマスターがハンドドリップした時のようなコーヒーの味です。
美味しいね、美味しいね、と言いながら二人でどんどん飲み進めてしまいました。
カフェ・バッハの田口 護氏が何度も味を確かめ、ツインバード社が調整に調整を重ねて生み出されたマシン。
目指したところは、「プロのハンドドリップを忠実に再現」でしたね。
これは実際に飲んでみた時に初めてその意味が分かるのだと思いました。
飲んだ瞬間にわかる美味しさ、そして本当に買ってよかったと思えるコーヒーの味に大満足です。
お値段は決して安くはないですが、購入した方のレビューや口コミを見ても満足度が高い商品だということがわかります。
更に、他のコーヒーメーカーも使っていたけどツインバードで淹れるともっと美味しいとレビューしている方も多くいました。
保温が20分というのをデメリットに挙げている方が多いように思いましたが、せっかく美味しいコーヒーを淹れても長く保温しているとだんだん煮詰まりますし、味も変わってしまいます。
これだけこだわりの詰まったコーヒーマシンを作ったのですから、ツインバード社や田口 護氏はきっと「美味しいコーヒーを美味しいうちに飲んでほしい、次に飲むときはまた新たにおいしいコーヒーを淹れて欲しい」と願っているんだと私は思いました。
これから毎日こんなにおいしいコーヒーが自宅で飲めるなんて思ってもみなかったので、自宅で過ごす楽しみが1つ増えました。
夏は深煎り豆を細挽きにして氷たっぷりのグラスに注げば喫茶店顔負けのアイスコーヒーの出来上がり。
これから一年中美味しいコーヒーが楽しめますね。
▼今回ご紹介したコーヒーメーカーはこちら(3カップ用)
▼6カップ用もあります