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シロカ(siroca)電気圧力鍋の開封レビュー(カレーを作りながら使い方もご紹介)

      2022/02/22

シロカ(siroca)の電気圧力鍋を買ってみたので正直にレビューします


電気圧力鍋を買おうかどうしようか悩んでいる方って多いと思うのですが、実際に買ってしばらく使ってみたので、使い方や使い心地、「使ってみて実際どうなの?」という部分まで赤裸々にレビューしたいと思います。

 

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シロカ(siroca)の電気圧力鍋を選んだ理由

電気圧力鍋も色々なメーカーから出ているので、まずはどのメーカーのを買おうかな?って悩むと思います。
まず私が最初に欲しい!と思ったのは「ホットクック」でした。
実際に家電量販店に見に行ったところ、想像よりも大きくて容量が小さく、値段もお高く、とてもすぐに買おう!と即決はできず。
(ホットクックはサイズ大で2.4L、価格は約4万円)
他に何かいいのがないかな、と思っていた時に目に入ったのがシロカの電気圧力鍋だったのです。
ホットクックと違って撹拌機能がないのと、炊飯以外は予約ができないのがちょっと気になりましたが、容量が多いモデルがあるのと価格もお手頃なのが決め手になりました。
(結果的には撹拌と予約がなくても我が家では困る事はありませんでした。)
シロカは「流行の家電が高くて買えないのでは意味がない」という理念からお手頃価格の家電を作っているメーカーなのです。
過去にもホームベーカリーを購入して安くていいものを作っているメーカーだという信頼感もあり、購入を決めました。

 

シロカの4L圧力鍋が届いたよ(SP-4D151)

ネット通販したシロカの電気圧力鍋が届いたので、いざ、開封。

家電の箱を開ける時って、なんともいえないワクワク感がありますよね。
では、開封。

\ パカッ /


ジャジャーーン
こちらが、シロカの電気圧力鍋です。
見た目が結構スッキリとしていて、シンプルだと思います。
シリーズ中でも最も容量の多い4L、スロー調理も可能なモデルです。
私はシロカらしい爽やかさのあるホワイトを選びました。


他にレッドもあります。

 

シロカの電気圧力鍋(SP-4D151)でできること

  • 圧力調理
  • スロー調理
  • 無水調理
  • 蒸し調理
  • 温めなおし
  • 予約炊飯
  • オートメニュー調理

大体のメニューは3ステップで完成します。

  1. 材料を切る
  2. お鍋に入れる
  3. スイッチを押す

あとは、出来上がるまでほったらかすだけです。

 

届いたお鍋を見てみよう


5合炊きの炊飯器の隣に置くことにしました。
白で統一したのでスッキリして見えますね。

 


こちらはボタン部分。
押しやすくてわかりやすいボタンです。
カレー、肉じゃが、豚の角煮など、作りたいメニューを選ぶだけで調理ができるオートメニューも10メニュー分搭載されています。

 


上蓋を開けてみると、お鍋の中はこんな感じになっています。
炊飯器みたいですよね。
内窯には炊飯用に白米と玄米のメモリがついているので、炊飯の際に便利です。

 


内窯を持ち上げてみると、片手でヒョイっと持てるくらいに軽いです。
軽いと洗ったり乾かしたりするときに扱いやすいですよね。
内鍋はお手入れしやすいようにコーティングされているので、金属のヘラやお玉は使わずにナイロンやシリコン製のものを使うのがおすすめです。

 


上蓋は内側にパッキン付きの内蓋がついている二重構造となっています。

 


パッキン部分は取り外して洗うことができます。

 


この部分は上蓋にくっつけるためのつまみなのですが、この部分も取り外しが可能です。

 


指でぎゅっと押し込むと

 


ポロっと取ることができました。
外してお手入れができるのは嬉しいですね。

 


付属品

  • 電源コード
  • 計量カップ
  • 蒸し台
  • 内蓋用パッキン(予備)
  • レシピブック
  • 初めてガイド

計量カップは炊飯時に、蒸し台は茶碗蒸しや蒸し野菜、プリンを作るときなどに使います。
パッキンの予備は、もともとついているものが使えなくなった時の予備とするほか、匂い移りがしそうなものとそうじゃないものとで使い分けている方もいるようです。(カレー用と炊飯用など)

 

カレーを作りながらシロカの電気圧力鍋の使い方を見てみよう

付属のレシピブックを見てみると、豚の角煮やビーフシチュー、さばの味噌煮など圧力鍋ならではの美味しそうなメニューが並んでいます。
どれから作ろうかな…と少し考えて、まずはカレーを作ってみることにしました。
カレーならいつも作っているから、味や食感の違いが分かりやすいかなと思います。

レシピブックを参考にして作っていきます


今回選んだカレールゥは「PREMIUM熟カレー中辛 8皿分」です。

 


具材はレシピブックを参考に用意しましたが、肉の量が少し足りなかったのでウインナーをプラス。
我が家ではカレーのお肉は薄切りを使う事が多いので、今回も薄切りを選びました。
でもレシピブックでは「豚肉(角切り)」と記載されているんです。
なぜわざわざ角切りと書いてあるのか、この時の私は知る由もなかったのです…

 


具材をカットしました。
じゃがいもは皮をむいて半分の大きさに。えっ半分!
結構大きいですよね!?こんなに大きくて大丈夫なのかな…という不安が頭をよぎりますがここは本の通りにしてみました。

 


切った野菜たちを内鍋へ。
えっ?炒めないの?普通炒めるよね!?って思いましたがここも本の通りにしてみます。

 


次にお肉を内鍋へ。
えっ?お肉もそのまま?炒めなくていいんですかね??
こんなカレーの作り方は初めてなのでちょっとドキドキです。
ドキドキした気持ちのままお水とローリエをお鍋に入れました。

 


調理MAXの線より少し下なので、もうちょっと量が多くても調理可能です。
カレールゥは最後に投入します。
圧力調理をするときは、最初からカレーやシチューのルゥを入れるとノズルが詰まるのだそう。
でも、普通後から入れるものなので間違える心配はなさそうですね。

 


最後に落し蓋を乗せます。
本では穴をあけたアルミホイルと書かれていたのですが、クッキングシートをくしゃくしゃに丸めて丸く切り、真ん中に穴をあけたものを乗せました。

 


内鍋を本体にセット。
あれ…具材を炒めてないからか、ここまでの工程がものすごく早く感じます。
これで美味しかったらすごく楽だな。

 


上蓋に内蓋をセットしします。
これを忘れると沸騰したお湯があふれて本体が壊れるので必ずセットしてください。

 


〇と〇のマークを合わせるように蓋を乗せたら
●ロック の矢印の方向に上蓋を回すと固定されます。
こういうところがシンプルだけどわかりやすい表示になっていて助かる~~

 


カレーはオートメニューで作れるので、メニューボタンの矢印を数回押してカレーを選びます。
ちゃんとカレーの文字がパネルで確認できるので間違いなし。

 


スタートボタンを押して出来上がるまでしばし待ちましょう。

 


最初は赤いピンが下がっていますが

 


加圧中はこんな感じでピンが上がります
昔ながらの圧力鍋は加圧中はお鍋が爆発するんじゃないかっていう音とか怖さがありましたが、このお鍋は全くそんなことがなくて、使っていて安心感がありました。
あとは火加減を気にしたり、焦げ付きを気にすることなく調理できるので、出来上がるまでの間は副菜を作るもよし、お風呂に入るもよし。
スキマ時間を有効に使えるので、忙しい現代にピッタリだなって思います。

煮込み時間について


オートメニューの時間に「00:13」と書かれているので、13分で完成!?って思ってしまいますが、これは加圧のみの時間表示なんです。
実際にかかる時間を計測してみたところ、

  • 加熱 26分(加圧スタートまで)
  • 加圧 13分(終了音が鳴るまで)
  • 減圧 32分(ピンが下がるまで)

合計で71分の調理時間でした。
オートメニューやレシピブックには合計の時間は書かれていないのでご参考にどうぞ。
※その時の水分量や具材の温度によっても違ってくるかもしれません

 

さてさて、加圧が終わって「ピッピッピッピッピッ♪」という終了音が鳴ったら、減圧するまでピンが下がるのをしばし待ちましょう

 


ピンが下がったら、ミトンをいそいそと手にはめて、お楽しみの蓋オープンの時間です。

 


後ろのピンを引きながら、蓋をまわして開けます。

 


ちゃんとガイドシールがついているので間違える心配はありません。

 

では、オープン
\ パカッ /

めちゃめちゃいい香り
香りが画面越しでお伝え出来ないのが悲しいですが、想像してみてください。
野菜の甘い香りとお肉の旨味たっぷりなエキスが溶け込んでいるスープの香りを。

 

\ ぺろん /

お肉さん、ウインナーさん、こんにちは。
お肉が団子になっていたらどうしようかと思いましたが、お箸でほぐれました

 


カレールゥを投入。
レシピブックでは刻んで入れることになっていますが、私はズボラーなのでそのまま入れます。
ルゥを入れて溶かしたら、蓋をして温めボタンを押してとろみをつけます。

 

電気圧力鍋でカレーできたよー

完成しました!

一見普通のカレーのようですが、香りがすごい。
とても美味しそうです。


見てください、このゴロっとしたじゃがいもを。
火の通りがどんなもんか気になります。
カレーのジャガイモは煮崩れにくいように細長いメークインを選ぶことが多いのですが、今回はどのくらい煮崩れるかを知りたかったのであえて男爵を選びました
でも全然煮崩れてないですね。

 


盛りつけて、いただきます

 

\ 美味しい /
ルゥに野菜やお肉の旨味、ウインナーの香りが溶け込んでいて、とても1時間ちょっとで作った味とは思えないです。

 


中でも感動したのがじゃがいも
お玉ですくっても形はそのままなのに、スプーンを入れたらほっくりと割れて、口の中でほどけていく幸せな食感
レシピ通り、1個を半分の大きさで大正解です。
逆にお肉は薄切りにしたせいか、旨味がスープに溶け込んでしまい、お肉自体の旨味は少なめでした。
次作るときはレシピ通り角切りのお肉を選ぼうと思います。

 

時間をかけて煮込まないと固くなりがちなニンジンにもしっかりと火が通って柔らかく、玉ねぎもトロトロでした。

 


この時間でここまでの煮込み料理ができるなんて、正直想像以上です。
やっぱり、シロカのキッチン家電って好きだなぁって改めて思いました。

 

シロカの電気圧力鍋を使ってみて思ったこと

ほかにも色々な料理を電気圧力鍋で作ってみたのですが、総合的な評価は大満足です。
これは買ってよかったと思うのと同時に、もっと早く買っても良かったなと思います。
他にお鍋もあるし、キッチン家電が増えるのもなぁって思っていましたが、できる料理が増えたり、手間のかかる料理が短時間で作れたりとメリットが多いと感じています。
豚の角煮もお肉を切って調味料と一緒にお鍋に入れるだけであとは勝手にお鍋が作ってくれちゃいます。
こんなに簡単に作れて、なんだか手抜きしているみたいで申し訳ないなぁって思ったりもするのですが、家族が「これおいしい!もっと食べたい」って言ってくれるのが嬉しいんですよね。
手間のかかる料理の負担を減らして、食卓に並べる機会を増やしてくれる、そんな素敵なお鍋だなって思います。

 

 

(2022/02/08追記)

宣言通り、ブロックの牛肉を角切りにしたもので再チャレンジしました。
お肉が本当に柔らかくてビックリ!
いつも薄切りの豚肉を使っていたけど、今度から角切りビーフにしようと思います。
本当においしいので食べすぎ注意です。

 

惜しい!あとひとがんばりしてほしいところ(デメリット)

あえて、ちょっと残念なところをあげますと
調理の終了時間がわかりにくい
終了音が鳴っても、加圧時間が終わっただけで減圧は終わっていないので、蓋が開けられません。
減圧が終わってピンが下がるのを待つ必要があるのですが、ピンもひっそりと音もなく落ちるので、いつの間にか減圧が終わっていることもしばしば。
今回作ったカレーの場合は30分くらいなので、終了音が鳴ったらタイマーをかけるなりしておくとよさそうです。
シロカのおうちシェフでは減圧まで終了したら終了音が鳴るようになったようなので、容量が少なくても問題ない方はそちらを選ぶのも良いと思います。

 

買ってよかったところ(メリット)

ほったらかしにできる
やっぱり、火加減を見たり、吹きこぼれや焦げ付きを気にしなくていいっていうのは楽です。
コンセントにつないでスイッチを押すだけで、完成までの間に副菜やおつまみを作ったりすることもできます。
私はその時間を利用してお風呂に入ることが多いです。
これ、コンロだと危なくて絶対できない事ですよね。

 

食卓にそのまま乗せやすい
4Lタイプでもコンパクトなので、出来上がったらそのまま食卓に運んでもそれほど邪魔になりません。
本体が内窯を保温してくれるので、蓋を開けていても食事の時間くらいなら温かさをキープしてくれます。
おかずをおかわりしたい時、立たずにその場で温かいおかずを取り分けてあげられるのは便利だと思いました。
おでんとかスープ系の時はキッチンと食卓を何回も行き来しなくて済むのが嬉しいです。

 

短時間でこの味!という感動
電気圧力鍋は「時短調理」はできないです。(1時間かかるカレーを10分で作るなどはできません)
でも、3~4時間、下手したら1日がかりで作っていた煮込み料理1時間ちょっとでできちゃうので、普段だったら作らないわ~っていう料理を気軽に作れるようになります。
ビーフシチューとか豚の角煮も短時間で、しかも失敗なく柔らかく仕上げてくれます。

 

▼圧力鍋で作った料理はこちら
シロカの圧力鍋で作ってみたシリーズ一覧

 

まとめ

シロカの電気圧力鍋は今年買ってよかったものの1つとなりそうです。
忙しい現代を生きる私たちにとって、時間とはますます貴重で大事なものとなっています。
そんな中で時間を節約して、本来かかる手間を私たちの代わりにやってくれるキッチン家電はとてもありがたい存在だと思います。
空いた時間でより充実した生活を送れるようになるので、便利なものはこれからもどんどん使っていきたいです。

▼今回使った電気圧力鍋はこちら

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