マリーゴールドの育て方
2022/04/07
マリーゴールドは鮮やかな黄色やオレンジ、赤などの暖色系の花を咲かせるキク科の一年草です。
小さくて少し異国の雰囲気のある元気なカラーの菊、というのが私のイメージです。
珍しいカラーだと白やクリーム色のマリーゴールドもあります。
一年草なので冬前には枯れてしまいますが、その間は次々と花を咲かせ続けます。
比較的簡単に育てられるお花ですので、初心者の型にもオススメです。
それでは、マリーゴールドの育て方をご紹介します。
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マリーゴールドの水やり
やや乾燥ぎみを好むので、土の表面が白く乾いたのを確認したら、鉢の底から水が流れ出てくるまでたっぷりと水遣りします。
チョロチョロと水遣りするのは良くありません。
土の表面が乾いた後、鉢底から水が流れる程度に水遣りすると、根に新鮮な空気が行き渡ります。
また、常に土が湿った状態だと根腐れを起こすので注意しましょう。
暑い時期は晴れている日の早朝か夕方、逆に寒い日は日中水遣りをします。
水遣りの際、お花に水をかけないように注意しましょう。
マリーゴールドはボリュームのあるお花なので、水分がたまると重たくなり茎が折れてしまいます。
茎の中は空洞になっていますので、案外簡単にポキッといってしまいます。
折れたら元には戻せませんので、お花が元気なら花瓶に挿して室内で楽しみましょう。
(猫ちゃんがいるおうちは注意!猫には毒があるという情報もあります)
また、葉っぱにお水をかけておくとハダニの予防になります。
ハダニは高温乾燥期になりやすいので、水遣りの際は葉っぱを潤してあげましょう。
霧吹きがあると便利ですね。
肥料のやり方
マリーゴールドは4月~10月にかけてどんどん花を咲かせて楽しませてくれます。
その為には週に1回液肥をやるとスタミナ切れを起こさずに済みます。
リンが多く含まれており、窒素の少ない液肥がオススメです。
真夏になると生育が鈍りますので、この時は肥料をストップさせます。
あまりにも生育が止まっているように感じる場合は、思い切って半分の背丈に切り戻すのもいいですね。
そうすると秋にはまた綺麗な花をどんどん咲かせてくれます。
私も使っているオススメの液肥です。
とりあえず一本持っておけば間違いないと思います。
薄めて使うので経済的です。
マリーゴールドを置く場所
見た目の通り、お日様がとても好きなお花ですので、日光の良く当たる場所に置いて下さい。
昼夜の寒暖の差が激しい時は、夜は室内に入れてあげると優しいですね。
上にも書きましたが、お花に水がかかると折れやすいので、雨の当たらない軒下などがオススメです。
育て方のコツ
変色した葉っぱは見つけ次第取り除きましょう。
お花も枯れたら摘み取ってください。
そのままにしておくと腐ったり虫が寄ってくる原因となります。
開花期間
4月~10月にかけて開花します。
開花期間は次々と新しい蕾をつけ、断続的に花が咲きます。
咲いた花は1~2週間で枯れますので、上記を参考に枯れた蕾を見つけ次第摘んでおきましょう。
繰り返しになりますが、次々と花を咲かせるのにはスタミナを使いますので、1週間に一度くらい液肥を与えるようにします。
マリーゴールドについての豆知識
マリーゴールドの花言葉
マリーゴールドには様々な花言葉があります。
ポジティブな意味だと、
「生命の輝き、健康・友情・信頼・濃厚な愛情・変わらぬ愛・生きる・勇者・羨望・献身」
また、ネガティブな意味だと、
「悲哀・嫉妬・悲哀・下品な心」
などの意味があります。
生命の輝き、なんていう花言葉もあれば、悲しみや嫉妬なんていう花言葉もあるなんて、奥深いですね。
マリーゴールドを英語で書くと、marigold
マリーゴールドの学名は、Tagetes
キク科コウオウソウ属(マンジュギク属)
マリーゴールドという名前の由来
聖母マリアの祭日に咲いていたので、マリア様の黄金の花というのが由来です。
4月22日の花です
マリーゴールドはホームセンターやスーパーのお花コーナーでもよく見かけます。
是非かわいいマリーゴールドを育ててみて下さいね。